始末の心

私が読んでいる、料理マンガの中には「始末の心」というのが、よく出てきます。
大根のへたやら、魚のアラやらを、捨てるのではなく、ちゃんと料理にするというような事です。
これは、以前から、時々作っていた、オリジナルです。
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まぐろのアラです。
スーパーなどで、格安で売られています。
アラにスプーンを当てて、身をこそげ取ります。青ジソ、ネギ、しょうが、ごま油、醤油をいれて、練り練り・・・
それを、餃子の皮に包んで、まぐろのアラ餃子を作る予定が、間違えて、ワンタンの皮を買ってきてしまったので、突如変更。
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まぐろのアラの揚げワンタンです。
1パック、3柵分くらいのアラが入っていて、250円でした。
でも、こうしてみると、立派な1品でしょう?
魚嫌いな(お寿司は食べるのに)娘にも、好評!!
始末の心という事で、残ったアラの筋などは、もちろん猫ちゃんにあげました~(^o^)丿

<<材料>>
まぐろのアラ  1パック  鮭でも美味しいです
ネギ       10cmくらいミジン切り
青しそ      1束 ミジン切り
しょうが     1片  すりおろす
ゴマ油      大1
醤油       大1
餃子の皮    またはワンタンの皮(餃子なら焼き、ワンタンなら揚げると美味しいです)

上の材料を全部混ぜ合わせ、皮に包んで、焼くなり、揚げるなりしましょう。
タレとしては、普通の餃子を食べるように、醤油、酢、ラー油を混ぜればOKです。
ワンタンの皮が余ったら、チーズや納豆(醤油で味つけて)を揚げると、美味しいですよ。

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こちらは、面取りや、飾り包丁を入れずに作る、マンガ「おせん」に出てくる「一升庵風ふろふき大根」です。
普段、ふろふきや、おでんの大根には、面取りをして、飾り包丁を入れて作っているのですが、おせんさんは、面取りした部分の大根を捨てるくらいなら、面取りせず、大鍋に、大根を余裕を持って入れ、出汁を足したし、決して沸かさず、朝から晩まで煮て作る、となってます。
そして、落し蓋なんて重いものを大根さんに乗せるなんて野暮なマネはせず、利尻昆布で落し蓋。
今回、それを真似てみました。
写真は、湯気で写りが悪いのですが、それはそれは、角が、ピーン!と張った大根が出来ました。
その代わり、1日中、出汁を足したし、沸かさず揺らさず。
昆布も、食べられます。柔らかく煮えてますから。もちろん、料亭では、昆布は出さないでしょうけれど、きっと賄いでたべているんじゃないかな?我が家は、一般家庭なので、ちゃんと食べました。
一升庵とは、おせんさんが女将を務める、老舗の料亭のこと。
一升庵の、ふろふきは、タレはありません。素のままか、好みで、辛子と醤油で頂くようです。
我が家は、素のままで。美味しかったです。
ちなみに、普段、面取りして作るときは、面取りした部分の大根は、お味噌汁か、浅漬け、はたまた冷凍保存をして、大根餅を作るときに使ってます。

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これは、「味いちもんめ」というマンガに出ていた、「白うりの雷干し」です。
スーパーに、白うりが出ていたので買ってきて、昨日、干しました。
雷様の太鼓の模様に似ているからとか、稲妻みたいだから雷干しとついたとか。
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こちらが出来上がりです。

<<材料>>
白うり   2本
塩     少々
めん汁  大3
酢     大3 
みりん  大3

白うりのへたを落とし、菜ばしを真ん中に突っ込んで串刺し状にして、種を取り除きます。
後は、白うりを、螺旋状にむくように切っていくと、最初の写真のようになります。
自身がなければ、菜ばしを差したまま、まな板に転がし、包丁が菜ばしに当たる状態で、転がしながら切っていくと良いでしょう。

切れたら、軽く塩をして、天日に干します。1日干せば十分。

塩を、軽くながし、ジップロックか何かに、食べやすい大きさに切った、白うりをいれ、上の調味料をいれ、ちょっと、もみもみ。
冷蔵庫でしばらく置いて、味が馴染めば食べられます。
コリコリとした歯ざわりが、とってもいい感じです。今が旬だと思うので、見かけたら、是非作ってみて下さい。
鷹の爪をいれてもいいでしょう。

ここまでの料理は、マンガの中からのものもあり、でもちゃんとレシピが書かれているわけではないので、ネット検索したり、自分のアイデアを加えた、オリジナルですので、あしからず~


今日は、私の父の命日でした。
昨日は日曜だったので、パパと2人、お墓参りをしてきました。
父が他界して、早12年・・・
ファザコンの私は、亡くなってすぐの時は、夢を見ては泣いてました。
夢の中では、父が生きていて、でも目が覚めると現実は違っていて、何度も何度も、父を亡くした気分になったものです。
父亡きあと、夫婦が上手く行かなかったり、仕事がなくなったり、当然お金もなくって、でも母の介護はあったりと、逃げたくなったり、選択肢を間違えそうになると、何故だか、その選択肢を選べなくなるような事が起こりました。あれは今思うと、天国の父が、そっちじゃないだろ!と守ってくれていたような気がします。
なにもかも、いつも3日坊主の私だけれど、最後に父とした約束だけは、まだ守ってます。
「お母さんを頼むな」「分かってる。最後まで診るよ」という約束。
ちゃらんぽらんな私だけど、これだけは、父も誉めてくれるんじゃないかなー?と勝手に思ってます。
以前にも書いた事があったんだけど(楽天のころ)父が亡くなり、葬儀が全て終わった夜のこと。
私が1人、飲んで泣いていると、何故か「2階に行かなくちゃ」と思いました。当時は実家に住んでいたので、2階屋だったんですね。
階段を登ると踊り場。蚊取り線香の煙が、綺麗な螺旋状に立ち上ってました。
「あれ?」
そうです、まだ5月。我が家には、蚊取り線香は無かったんですよ(ー_ー)!!
「え?お父さん?」と聞くと、その白く綺麗な煙は、ゆらゆらとしながら動き、まだ小さかった、息子と娘が眠る部屋へ移動し、まるで、子供の寝顔を覗き込むかのように、2段ベッドの上を見てから、下を見るような動きをしたかと思うと、パッと、窓の外に消えていってしましました。
私は、あれは間違いなく、父だったと思っています。
私には、腹違いの姉兄が3人いるのですが、母との間の子は私1人。それに、上の姉や兄とは、20歳以上離れています。凄く遅い子だった私を、父はとても可愛がってくれてましたし、でも、遅くに出来た子だったので
「セシリアの子供を見る事は、無理だろうな・・・」と父が母に言っていたのを聞いてしまったことがあり、早く結婚して、子供を見せたかった。
なんとか子供を抱いてもらうことも、お風呂に入れてもらうことも、女系家系の我が家で、兄に次ぎ生まれたのが息子。父は大喜び。この子が最後と思ったようですが、娘も生まれ、大喜び。子煩悩なんですね、父。
だから、最後の孫を見にきたのかな?と今でも思ってます。
兄の子供の所にも現れたようです。そして、白い鳥になって飛んでいったと聞きました。
姉の子供の所と、ひ孫のところにも。
12年目の命日の今日、我が息子と娘は、お線香をあげ、手を合わせてから、登校してました。
父もきっと、天国で喜んでくれていると思います。
by cecilia-1127 | 2010-05-17 20:52 | 料理